はじめまして。昨年11月に入社しました新人X(エックス)です。
現在は、溶接機部品の受発注業務を担当しています。
日々さまざまな部品を取り扱う中で感じるのは、
「溶接の知識は欠かせない」ということ。
専門的で難しく感じる場面も多いですが、その分学びも多く、毎日が新しい発見の連続です。
今回は、そんな私が“はじめて溶接を体験した日”のお話です。
◆初心者だからこそ実感した「経験の重み」
先日、実際に溶接を体験させていただきました。
見よう見まねでいざ挑戦……結果は、惨敗です。
まず戸惑ったのがフェイスシールド。
装着した瞬間、「……あれ、見えない。」と小さくつぶやいてしまいました。
遮光されることで視界は一気に暗くなり、手元が思っていた以上に見えません。
頭では理解しているつもりでも、実際にやってみるとまったく感覚が違います。
トーチの角度、母材との距離、動かすスピード。
ほんのわずかな差で、ビードの形が大きく変わってしまいます。
体験を終えて強く感じたのは、
“品質は経験の積み重ねによって支えられている”ということでした。
ベテランの先輩方は、アークの音や火花の状態を見ながら、
ごく自然に微調整を行っています。
溶接は機械の力を使う作業ではありますが、
最終的な仕上がりを左右するのは、
やはり人の技術と経験なのだと実感しました。
私は受発注業務という立場ですが、
今回の体験を通して、部品一つひとつが
現場の品質に直結していることを改めて認識しました。
これからは単に部品を手配するのではなく、
「どのような現場で、どのように使われるのか」
その背景まで想像しながら、
より正確で責任ある対応を心がけていきたいと思います。
新人Xの挑戦は、まだ始まったばかりです。
